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蓄電池の選び方

蓄電池があれば、停電中も家じゅうの家電を使える?

停電時に使いたい照明や通信機器、エアコンのある住まいのイメージ
記事の内容を表すAI生成イメージです。
この疑問への答え

使える家電や同時に使える量は、蓄電池の機種・配線・残量によって変わります。「全負荷型」でも、すべての家電を無制限に使えるわけではありません。容量に加え、停電時の出力と、電気が届く回路を確認しましょう。

まず「停電中に使いたいもの」を決める

蓄電池を選ぶときは、容量の数字だけを比べる前に、停電中にどの家電を使いたいかを整理しましょう。日本電機工業会(JEMA)も、重視する性能項目は蓄電システムの使い方によって変わると案内しています。冷蔵庫や照明など、残したい機能から考えると相談しやすくなります。

さらに、蓄電池に電気が残っていても、使いたい部屋や機器の回路へ停電時の電気が届くとは限りません。パナソニックの掲載システムでは、停電時に使う機器をあらかじめ配線設計しておく必要があると案内されています。

全部を同時に使えるとは限りません

設置前に、冷蔵庫、照明、ルーター、テレビ、エアコンなど、停電時に優先したい機器を一覧にします。パナソニックの掲載システムでは、200Vエアコンが急速暖房時などに大電流を消費すると、自立運転が停止する場合があると説明されています。候補の機種と家電の組み合わせで確認することが大切です。

想定例として、冷蔵庫と通信機器を常時使いながら、照明とエアコンを追加する場面を考えます。候補機種によっては、家庭負荷が自立定格出力を超えると保護のため停止する場合があるため、同時使用の優先順位も決めておくと安心です。

どの部屋に電気が届くかも、設計の一部

給電範囲は製品と配線構成で異なります。ニチコンESS-T5・T6シリーズには全負荷200V対応と家全体をバックアップする掲載例があり、パナソニックには事前に選んだ機器へ給電する構成や停電時専用コンセントの例があります。

ただし、全負荷対応は家中の家電を無制限に同時使用できるという意味ではありません。分電盤の構成、100V・200Vの別、接続対象の回路、機器側の消費電力を確認し、自立出力の範囲内で使えるよう設計する必要があります。

型番ごとの出力・残量・切替条件を確認する

停電時の動作はメーカー名だけでなく型番と構成で確認します。ニチコンESS-T5・T6シリーズの掲載仕様では自立出力が5.9kVAですが、この数値を他シリーズや他社製品へ一般化することはできません。使用可否は接続機器の条件にも左右されます。

切替方法や所要時間にも条件があります。パナソニックの掲載システムは自動切換の設定と事前配線が必要で、UPS(無停電電源装置)ではないと明記されています。ニチコンの掲載機種も自動設定が条件です。停電発生時の蓄電池残量も使用可能時間に影響します。

現地調査と設計段階で確認する項目

確認項目は、候補型番、自立出力、停電時の100V・200V対応、給電対象回路、切替設定、停電時に確保する残量です。家電ごとに消費電力、起動時の条件、同時使用の優先順位も整理し、メーカーの仕様書や取扱説明書と照合します。

株式会社ピタニは、関東エリアで現地調査、設計・提案、見積もり作成、工事管理、施工後の相談窓口を担当します。分電盤や既存配線を確認したうえで、「停電時に何をどこまで使いたいか」を具体化し、無理のない構成を検討します。

参考資料・運営について

以下の公式資料を2026-09-16に確認してまとめています。機器・住宅・設置条件によって異なるため、導入時には候補の機種と現地の条件をご確認ください。

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